◆◆◆ 基幹コースの残席情報
◆◆◆
マインドマップ初級講座を開催しました(^^)/
2022年11月20日(日)、RAKUTO豊田校の教室で、マインドマップ初級講座を開催しました。
親子4組、子ども1名の計9人の方に参加いただきました。
脳の仕組みについて簡単にお話したあとは、早速ワークにチャレンジ。
まずは、次々に出てくる言葉をさっと絵に描いていくイメージショットから。
その後は、マインドマップで放射思考を体験。
お次のテーマは、整理すること。
白黒ではなくカラフルにかくことの大切さをお話した後は、マインドマップを使った情報整理にチャレンジ。
そして今回のメインテーマ、記憶の部へ。
記憶のしくみを説明し、ワークを通してそれを体感。
そして、最後のワーク、「徳川十五代将軍を思えちゃおう!」にチャレンジ。
みなさん、しっかりと記憶できました。
中には、「すごい!記憶できちゃった!!」という声も。
おかでさまで、楽しくにぎやかな講座となりました。
参加いただいたみなさま、ありがとうございました(^^)/

親子4組、子ども1名の計9人の方に参加いただきました。
脳の仕組みについて簡単にお話したあとは、早速ワークにチャレンジ。
まずは、次々に出てくる言葉をさっと絵に描いていくイメージショットから。
その後は、マインドマップで放射思考を体験。
お次のテーマは、整理すること。
白黒ではなくカラフルにかくことの大切さをお話した後は、マインドマップを使った情報整理にチャレンジ。
そして今回のメインテーマ、記憶の部へ。
記憶のしくみを説明し、ワークを通してそれを体感。
そして、最後のワーク、「徳川十五代将軍を思えちゃおう!」にチャレンジ。
みなさん、しっかりと記憶できました。
中には、「すごい!記憶できちゃった!!」という声も。
おかでさまで、楽しくにぎやかな講座となりました。
参加いただいたみなさま、ありがとうございました(^^)/

Posted by RAKUTO豊田校
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2018年10月18日 06:00 学び~脳科学マインドマップについて
選択する感覚とマインドマップ(再掲)
先週の事。
とあるお友達に、「なんでマインドマップにかくの?」と聞かれたんだ。
「いつも、いってるじゃん!」といいながら、あらためて、いろいろと良い点を教えてあげた。
おかげさまで、なっとくしてもらえたよ。
・・・ということで、今回は、マインドマップを使う良いところについて、5年前の記事で復習。
いつもと違って、大人向けの文章になっているので、わかりにくい場所もあると思うけど、ごめんなさい。
----------------------------------------------------
今日は、久しぶりに、マインドマップに関する記事です。
ニュースを期待していた子ども達、ごめんなさい
子どもに、今日やるべきプリントを手渡して、ひとりでそれを解かせる。
これを、「自学自習」という。
よく見かけるやり方、そしてキャッチフレーズです。
私は、これは、本当の意味での「自学自習」ではないと、思っています。
子ども達が、今勉強すべきこと、勉強したいことを、自ら探しだし、自ら勉強する。
これこそが、本当の意味での「自学自習」です。
親や先生の役割は、そのやり方や教えることと、必要な支援を与えることです。
・・・と、ここまでは理想で、通常の塾でのレッスンとなると、そううまくはいきません。
がちがちではないにしろカリキュラムは組まれているし、勉強というものに対していつも「やる気」に満ち溢れている子どもは、そうそういません。
「やる気」、心理学用語では内発的動機付けといわれるものですが、一般に小学校中学年にさしかかるころから低下していくといわれています。
この低下を、少しでもくいとめるには、どうしたらよいか?
先日読んだ本の中に、とても興味深い実験結果が紹介されていました。
心理学者のダイアナ・コルドヴァらが行った実験です。
コルドヴァらは、四則演算の順序を学ばせるために、子ども達にゲームを与えました。
ゲームは、SFをテーマにしたもので、宇宙船にのって遊び感覚で算数を勉強します。
一部の生徒には、学習とは関係のない部分で、選択の余地を与えます。
自分を表すアイコンを4つの中から選択し、宇宙船には好きな名前をつけられるようにしました。
他の子どもたちも同じゲームをしますが、アイコンも宇宙船の名前もコンピューターが自動で決定します。
実験の結果、選択の余地を与えられた子ども達は、他の子ども達よりもよりゲームを楽しみ、休み時間にもプレーする傾向を示しました。
さらに、その後に行ったテストでも、選択の余地を与えられた子ども達の方が、優秀な結果をおさめました。
そして、この子ども達は、より難易度の高いゲームに挑戦したいと述べたそうです。
(参考文献「やってのける」ハイディ・グラント・ハルバーソン著 小島修訳 大和書房)
この実験から、本来の学習とは全く関係のない部分でも、選択の余地を与えられることによって、子ども達の内発的動機付けが刺激されることがわかります。
選択するという感覚が子ども達の自律性を刺激し、内発的動機付けにつながっています。
ここで、勉強でマインドマップを使う場合を考えます。
普通のノートと違い、マインドマップはたくさんの「選択する感覚」を、子ども達に与えます。
自由にセントラルイメージをかく。
好きな色で、好きな形のブランチをかく。
言葉で表現してもよいし、絵で表現してもよい。
マインドマップは子ども達のクリエイティビティだけではなく、内発的動機付けも刺激します。
マインドマップを効果的に使うことで、子ども達の「やる気」をうまく引き出す、もしくは継続させることができるということです。
また、子ども達の勉強にに限らず、大人の方の仕事や自己啓発にも同じ効果が期待できます。
記憶や発想に役立つといわれるマインドマップですが、別の角度からながめるとこんな効果も期待できます。
いろいろな場面で、マインドマップを活用してみてください。
写真は、小学5年生のマインドマップ。
テーマは、「星(春・夏)」。

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とあるお友達に、「なんでマインドマップにかくの?」と聞かれたんだ。
「いつも、いってるじゃん!」といいながら、あらためて、いろいろと良い点を教えてあげた。
おかげさまで、なっとくしてもらえたよ。
・・・ということで、今回は、マインドマップを使う良いところについて、5年前の記事で復習。
いつもと違って、大人向けの文章になっているので、わかりにくい場所もあると思うけど、ごめんなさい。
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今日は、久しぶりに、マインドマップに関する記事です。
ニュースを期待していた子ども達、ごめんなさい
子どもに、今日やるべきプリントを手渡して、ひとりでそれを解かせる。
これを、「自学自習」という。
よく見かけるやり方、そしてキャッチフレーズです。
私は、これは、本当の意味での「自学自習」ではないと、思っています。
子ども達が、今勉強すべきこと、勉強したいことを、自ら探しだし、自ら勉強する。
これこそが、本当の意味での「自学自習」です。
親や先生の役割は、そのやり方や教えることと、必要な支援を与えることです。
・・・と、ここまでは理想で、通常の塾でのレッスンとなると、そううまくはいきません。
がちがちではないにしろカリキュラムは組まれているし、勉強というものに対していつも「やる気」に満ち溢れている子どもは、そうそういません。
「やる気」、心理学用語では内発的動機付けといわれるものですが、一般に小学校中学年にさしかかるころから低下していくといわれています。
この低下を、少しでもくいとめるには、どうしたらよいか?
先日読んだ本の中に、とても興味深い実験結果が紹介されていました。
心理学者のダイアナ・コルドヴァらが行った実験です。
コルドヴァらは、四則演算の順序を学ばせるために、子ども達にゲームを与えました。
ゲームは、SFをテーマにしたもので、宇宙船にのって遊び感覚で算数を勉強します。
一部の生徒には、学習とは関係のない部分で、選択の余地を与えます。
自分を表すアイコンを4つの中から選択し、宇宙船には好きな名前をつけられるようにしました。
他の子どもたちも同じゲームをしますが、アイコンも宇宙船の名前もコンピューターが自動で決定します。
実験の結果、選択の余地を与えられた子ども達は、他の子ども達よりもよりゲームを楽しみ、休み時間にもプレーする傾向を示しました。
さらに、その後に行ったテストでも、選択の余地を与えられた子ども達の方が、優秀な結果をおさめました。
そして、この子ども達は、より難易度の高いゲームに挑戦したいと述べたそうです。
(参考文献「やってのける」ハイディ・グラント・ハルバーソン著 小島修訳 大和書房)
この実験から、本来の学習とは全く関係のない部分でも、選択の余地を与えられることによって、子ども達の内発的動機付けが刺激されることがわかります。
選択するという感覚が子ども達の自律性を刺激し、内発的動機付けにつながっています。
ここで、勉強でマインドマップを使う場合を考えます。
普通のノートと違い、マインドマップはたくさんの「選択する感覚」を、子ども達に与えます。
自由にセントラルイメージをかく。
好きな色で、好きな形のブランチをかく。
言葉で表現してもよいし、絵で表現してもよい。
マインドマップは子ども達のクリエイティビティだけではなく、内発的動機付けも刺激します。
マインドマップを効果的に使うことで、子ども達の「やる気」をうまく引き出す、もしくは継続させることができるということです。
また、子ども達の勉強にに限らず、大人の方の仕事や自己啓発にも同じ効果が期待できます。
記憶や発想に役立つといわれるマインドマップですが、別の角度からながめるとこんな効果も期待できます。
いろいろな場面で、マインドマップを活用してみてください。
写真は、小学5年生のマインドマップ。
テーマは、「星(春・夏)」。

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2018年10月17日 06:00 学び~脳科学
記憶力~かんたんなあれでアップする!?
みんな、記憶(きおく)することは、得意?
記憶とは、ものを覚えておくこと。
紙にかかれた言葉を覚える。
学校の社会で教わった、いろいろな言葉を覚える。
ポケモンの名前を覚える。
神経衰弱(せいんけいすいじゃく)で、トランプのカードの場所を覚える。
ふだんから、何かを記憶しなければいけない場面が、たくさんあるよね。
記憶力をアップできれば、いろいろと楽になりそう。
記憶力をアップする方法は、いろいろある。
RAKUTOでは、マインドマップというノートの書き方を使ってるよ。
カラフルに楽しくかいたマインドマップは、普通のノートよりも記憶しやすい。
マインドマップ講座では、徳川十五代将軍や川のベストテン、元素記号などを覚えるワークをやってるよ。
さて、筑波大学(つくばだいがく)の研究グループによると、あることをするだけで、簡単に記憶力がアップできるらしい。
勉強する前に、ちょっとだけあれをすると、記憶力アップ。
いろいろなものが、覚えやすくなるらしいよ。
いったい、なにをすればいい?
みんな、想像できる?
・・・
では、ここで新聞記事を。
『10分間の運動で記憶力アップ 筑波大、学生実験で確認』 朝日新聞
答えは、運動すること。
何かを記憶する前に、ちょこっと運動すると、記憶力がアップするらしい。
運動することで、脳の中にある海馬(かいば)っていう場所が、元気になるんだって。
実は、運動することによって、記憶力がアップすることは、前からわかっていた。
『記憶力の上げ方その1~運動しよう♪』
http://rakuto-toyota.jp/e395961.html
それが、今回の実験によって、思っていたよりも軽い運動を短い時間するだけで、記憶力がよくなることがわかったんだ。
ところで、筑波大学のみんなは、どんな実験をして、このことをつきとめたんだろう?
みんな、想像できる?
・・・
筑波大学の研究チームによる実験は、こんな感じ。
まずは、学生36人に集まってもらう。
集まった学生たちに、10分間自転車をこいでもらう。
そして、記憶のテスト。
およそ600枚の絵を見せて、同じものを見つけてもらう。
絵をしっかり記憶できていないと、同じものを探すことはできない。
テスト中は、MRIという機械を使って、脳の動きを調べる。
こうした実験の結果、運動した直後の正答率は、36.9パーセント。
運動しなかった場合の正答率は、31.4パーセント。
運動した直後の方が、5.5パーセント増えた。
また、MRIで調べた結果、運動の直後は、海馬の「歯状回(しじょうかい)」と呼ばれる場所が、とても元気になっていることがわかった。
歯状回は、脳の中でも、最初に情報が入ってくる場所。
そこが、すごく元気ならば、確かに記憶力もあがりそうだね。
これまでは、ランニングなどのきつい運動の直後に、記憶力がアップすることがわかっていた。
今回の実験では、きつくなくても、ちょっとした軽い運動で記憶力がアップすることがわかった。
勉強の前に、ちょっとだけ運動すると、しっかり覚えることができるかもね。
みんなも、試してみてね。
ちなみに、記憶力をアップする方法は、他にもあるよ。
参考にしてね。
『記憶力の上げ方その2~あれを食べよう♪』
http://rakuto-toyota.jp/e395962.html
『脳を元気に~BDNFを増やそう!』
http://rakuto-toyota.jp/e320084.html
写真は、海馬。ウィキペディアより。

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記憶とは、ものを覚えておくこと。
紙にかかれた言葉を覚える。
学校の社会で教わった、いろいろな言葉を覚える。
ポケモンの名前を覚える。
神経衰弱(せいんけいすいじゃく)で、トランプのカードの場所を覚える。
ふだんから、何かを記憶しなければいけない場面が、たくさんあるよね。
記憶力をアップできれば、いろいろと楽になりそう。
記憶力をアップする方法は、いろいろある。
RAKUTOでは、マインドマップというノートの書き方を使ってるよ。
カラフルに楽しくかいたマインドマップは、普通のノートよりも記憶しやすい。
マインドマップ講座では、徳川十五代将軍や川のベストテン、元素記号などを覚えるワークをやってるよ。
さて、筑波大学(つくばだいがく)の研究グループによると、あることをするだけで、簡単に記憶力がアップできるらしい。
勉強する前に、ちょっとだけあれをすると、記憶力アップ。
いろいろなものが、覚えやすくなるらしいよ。
いったい、なにをすればいい?
みんな、想像できる?
・・・
では、ここで新聞記事を。
『10分間の運動で記憶力アップ 筑波大、学生実験で確認』 朝日新聞
答えは、運動すること。
何かを記憶する前に、ちょこっと運動すると、記憶力がアップするらしい。
運動することで、脳の中にある海馬(かいば)っていう場所が、元気になるんだって。
実は、運動することによって、記憶力がアップすることは、前からわかっていた。
『記憶力の上げ方その1~運動しよう♪』
http://rakuto-toyota.jp/e395961.html
それが、今回の実験によって、思っていたよりも軽い運動を短い時間するだけで、記憶力がよくなることがわかったんだ。
ところで、筑波大学のみんなは、どんな実験をして、このことをつきとめたんだろう?
みんな、想像できる?
・・・
筑波大学の研究チームによる実験は、こんな感じ。
まずは、学生36人に集まってもらう。
集まった学生たちに、10分間自転車をこいでもらう。
そして、記憶のテスト。
およそ600枚の絵を見せて、同じものを見つけてもらう。
絵をしっかり記憶できていないと、同じものを探すことはできない。
テスト中は、MRIという機械を使って、脳の動きを調べる。
こうした実験の結果、運動した直後の正答率は、36.9パーセント。
運動しなかった場合の正答率は、31.4パーセント。
運動した直後の方が、5.5パーセント増えた。
また、MRIで調べた結果、運動の直後は、海馬の「歯状回(しじょうかい)」と呼ばれる場所が、とても元気になっていることがわかった。
歯状回は、脳の中でも、最初に情報が入ってくる場所。
そこが、すごく元気ならば、確かに記憶力もあがりそうだね。
これまでは、ランニングなどのきつい運動の直後に、記憶力がアップすることがわかっていた。
今回の実験では、きつくなくても、ちょっとした軽い運動で記憶力がアップすることがわかった。
勉強の前に、ちょっとだけ運動すると、しっかり覚えることができるかもね。
みんなも、試してみてね。
ちなみに、記憶力をアップする方法は、他にもあるよ。
参考にしてね。
『記憶力の上げ方その2~あれを食べよう♪』
http://rakuto-toyota.jp/e395962.html
『脳を元気に~BDNFを増やそう!』
http://rakuto-toyota.jp/e320084.html
写真は、海馬。ウィキペディアより。

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2018年05月30日 06:00 学び~脳科学
「じっくり考え間違えた経験」が有効~どんな実験をしたの?
今、RAKUTOでは、60人をこえる子供たちが、勉強にとりくんでいるよ。
RAKUTOでは、「自分の頭でじっくり考えること」を大切にしているんだ。
算数がわかりやすいかもしれない。
数や形、考えるタイプの問題から、中学受験の問題まで、いろいろな問題にチャレンジしているんだけど、答えはもちろんのこと、解き方を先生から教わるのではなく、自分の頭で時間をかけて考える。
テストの点数をあげようと思うと、やり方を教わって、ドリルなどでそれを繰り返し勉強したりするのがよい。
RAKUTOの勉強の仕方は、すぐにテストの点数にはつながらないけど、将来かならず役に立つと思う。
そう思って、毎日がんばっているんだ。
さて、先週の朝日新聞に、こんな記事が。
『「じっくり考え間違えた経験」が有効』 朝日新聞
東京大学などの研究グループが、ラット、つまりネズミを使って、面白い実験をしたらしいよ。
ラットのために用意されたのは、かべに2つの穴が開いている、小さな部屋。
1つの穴では、緑色のライトが光っている。
一方、もう1つの穴は、何も光っていない。
そして、何も光っていない方の穴に鼻を入れると、エサが食べられるしくみになっている。
部屋に入れられたラットは、いろいろな性格を持っている。
じっくりと考えて、穴を選ぶラットがいる。
それに対して、あまり考えず、直感的に穴を選ぶラットもいる。
こうしたラットたちを使って、何回も実験をくりかえした。
何回も実験していると、ラットたちは、「光のない方の穴をえらべば、エサがもらえる。」と学習する。
実験をやればやるほど、ラットたちは正しい穴をまちがいなく選ぶことができるようになるはずだ。
研究チームでは、ラットたちが、80パーセント、つまり10回のうち8回正解を選べるようになるのに、何回の実験が必要かを調べ上げた。
その結果。
4秒以上かけてじっくり考えるラットは、400回の実験で目的を達成。
一方で、時間をかけずに、ぱっと穴を選ぶラットは、600回以上の実験をして、ようやく目的を達成した。
研究チームの池谷さんによると、「まちがえたという結果ではなく、それまでのプロセスが重要なことがわかった。」とのこと。
答えがあっている、あっていないということよりも、どうやって考えたのかが大切ということだ。
RAKUTOの子供たちとラットをくらべることはできないけど、「どうやって考えたか。」が大切なのはまちがいなさそうだね。
写真は、ステップクラスの様子。
みなさん、がんばってます(^^)/

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RAKUTOでは、「自分の頭でじっくり考えること」を大切にしているんだ。
算数がわかりやすいかもしれない。
数や形、考えるタイプの問題から、中学受験の問題まで、いろいろな問題にチャレンジしているんだけど、答えはもちろんのこと、解き方を先生から教わるのではなく、自分の頭で時間をかけて考える。
テストの点数をあげようと思うと、やり方を教わって、ドリルなどでそれを繰り返し勉強したりするのがよい。
RAKUTOの勉強の仕方は、すぐにテストの点数にはつながらないけど、将来かならず役に立つと思う。
そう思って、毎日がんばっているんだ。
さて、先週の朝日新聞に、こんな記事が。
『「じっくり考え間違えた経験」が有効』 朝日新聞
東京大学などの研究グループが、ラット、つまりネズミを使って、面白い実験をしたらしいよ。
ラットのために用意されたのは、かべに2つの穴が開いている、小さな部屋。
1つの穴では、緑色のライトが光っている。
一方、もう1つの穴は、何も光っていない。
そして、何も光っていない方の穴に鼻を入れると、エサが食べられるしくみになっている。
部屋に入れられたラットは、いろいろな性格を持っている。
じっくりと考えて、穴を選ぶラットがいる。
それに対して、あまり考えず、直感的に穴を選ぶラットもいる。
こうしたラットたちを使って、何回も実験をくりかえした。
何回も実験していると、ラットたちは、「光のない方の穴をえらべば、エサがもらえる。」と学習する。
実験をやればやるほど、ラットたちは正しい穴をまちがいなく選ぶことができるようになるはずだ。
研究チームでは、ラットたちが、80パーセント、つまり10回のうち8回正解を選べるようになるのに、何回の実験が必要かを調べ上げた。
その結果。
4秒以上かけてじっくり考えるラットは、400回の実験で目的を達成。
一方で、時間をかけずに、ぱっと穴を選ぶラットは、600回以上の実験をして、ようやく目的を達成した。
研究チームの池谷さんによると、「まちがえたという結果ではなく、それまでのプロセスが重要なことがわかった。」とのこと。
答えがあっている、あっていないということよりも、どうやって考えたのかが大切ということだ。
RAKUTOの子供たちとラットをくらべることはできないけど、「どうやって考えたか。」が大切なのはまちがいなさそうだね。
写真は、ステップクラスの様子。
みなさん、がんばってます(^^)/

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2018年04月30日 06:00 学び~脳科学
赤ちゃんも金色!?(再掲)
RAKUTO豊田校は、平成30年4月30日(月)~平成30年5月6日(日)まで、通常レッスンがお休みとなります。
ブログは、過去記事を再掲します。
過去のブログシリーズ。
ゴールデンウィークを日本語にすると、「黄金週間」。
「黄金」でむかしの記事をしらべてみたところ、ほとんど出てこなかった。
そこで、「金」に変えてみたら、こちらは多すぎ。
ということで、今回は、「金色」で探してみたよ。
----------------------------------------
赤ちゃんも金色が好き 見分けて選択、中央大など研究 朝日新聞
みんなは、どんな色が好き?
赤や青、紫やオレンジ。
みんな、それぞれ、好きな色があるよね。
金色や銀色は、どう?
好き?
いろいろな色がある中で、金色とか銀色って、ちょっと特別な感じがしない?
たとえば・・・
スポーツなどの大会で優勝すると、金メダルがもらえるよね。
トロフィーも、金色だ。
習字や写生大会なんかでも、金賞などの賞がある。
こうしてみると、金色とか銀色、特に金色は、やはり特別な感じがするよね。
さて。
東京にある中央大学。
ここで、ちょっと面白い実験が行われた。
この実験で調べたいことは・・・
「赤ちゃんにとっても、金色は特別な色かどうか?」
これは、面白そう。
興味しんしんだ。
今回、実験に参加してくれた赤ちゃんは・・・
生まれて5~6か月の赤ちゃん12人。
生まれて7~8か月の赤ちゃん12人。
テレビの画面に、いくつかの色の図形を映し出して、赤ちゃんたちがそれらの図形をじっくりとみつめる時間を調べてみた。
他の色よりも見つめる時間が長い色は、赤ちゃんにとって特別というわけだ。
赤ちゃんは、生まれて4か月くらいで、色を見分けるくことができるようになる。
7~8か月くらいになると、物を立体でとらえることができるようになる。
さあ、今回の実験の結果は、どうなったんだろう?
赤ちゃんにとって、金色は特別なのか?
5~6か月の赤ちゃんは、どんな色を見つめるのだろう?
7~8か月の赤ちゃんは、どうだろう?
みんな、予想してみて。
・・・
まずは、5~6か月の赤ちゃん。
画面に表示されたのは、緑色の図形と、黄色の図形。
赤ちゃんたちの反応は・・・どちらも差なし。
次に、それぞれの図形をきらきらかがやくようにした。
きらきらの緑色と、きらきらの黄色、つまり金色だ。
そうしたところ、赤ちゃんたちの反応は・・・やはり差なし。
5~6か月の赤ちゃんたちにとって、金色は特別な色ではな
かった。
次に、7~8か月の赤ちゃん。
緑色と黄色は、差なし。
きらきら緑色と金色では・・・
金色をじっと見つめた赤ちゃんが、たくさん。
7~8か月の赤ちゃんにとって、金色は特別な色だった!
ところで、人間って、なんで金色が好きなんだろう?
一説によると、太陽の光や、照明の色に似ているからではないかと言われている。
なんとなく安心できて、親しみやすい色っていうことかもしれないね。
写真は、うちの子、4か月。
ようやく、色の違いが分かり始めた頃。

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ブログは、過去記事を再掲します。
過去のブログシリーズ。
ゴールデンウィークを日本語にすると、「黄金週間」。
「黄金」でむかしの記事をしらべてみたところ、ほとんど出てこなかった。
そこで、「金」に変えてみたら、こちらは多すぎ。
ということで、今回は、「金色」で探してみたよ。
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赤ちゃんも金色が好き 見分けて選択、中央大など研究 朝日新聞
みんなは、どんな色が好き?
赤や青、紫やオレンジ。
みんな、それぞれ、好きな色があるよね。
金色や銀色は、どう?
好き?
いろいろな色がある中で、金色とか銀色って、ちょっと特別な感じがしない?
たとえば・・・
スポーツなどの大会で優勝すると、金メダルがもらえるよね。
トロフィーも、金色だ。
習字や写生大会なんかでも、金賞などの賞がある。
こうしてみると、金色とか銀色、特に金色は、やはり特別な感じがするよね。
さて。
東京にある中央大学。
ここで、ちょっと面白い実験が行われた。
この実験で調べたいことは・・・
「赤ちゃんにとっても、金色は特別な色かどうか?」
これは、面白そう。
興味しんしんだ。
今回、実験に参加してくれた赤ちゃんは・・・
生まれて5~6か月の赤ちゃん12人。
生まれて7~8か月の赤ちゃん12人。
テレビの画面に、いくつかの色の図形を映し出して、赤ちゃんたちがそれらの図形をじっくりとみつめる時間を調べてみた。
他の色よりも見つめる時間が長い色は、赤ちゃんにとって特別というわけだ。
赤ちゃんは、生まれて4か月くらいで、色を見分けるくことができるようになる。
7~8か月くらいになると、物を立体でとらえることができるようになる。
さあ、今回の実験の結果は、どうなったんだろう?
赤ちゃんにとって、金色は特別なのか?
5~6か月の赤ちゃんは、どんな色を見つめるのだろう?
7~8か月の赤ちゃんは、どうだろう?
みんな、予想してみて。
・・・
まずは、5~6か月の赤ちゃん。
画面に表示されたのは、緑色の図形と、黄色の図形。
赤ちゃんたちの反応は・・・どちらも差なし。
次に、それぞれの図形をきらきらかがやくようにした。
きらきらの緑色と、きらきらの黄色、つまり金色だ。
そうしたところ、赤ちゃんたちの反応は・・・やはり差なし。
5~6か月の赤ちゃんたちにとって、金色は特別な色ではな
かった。
次に、7~8か月の赤ちゃん。
緑色と黄色は、差なし。
きらきら緑色と金色では・・・
金色をじっと見つめた赤ちゃんが、たくさん。
7~8か月の赤ちゃんにとって、金色は特別な色だった!
ところで、人間って、なんで金色が好きなんだろう?
一説によると、太陽の光や、照明の色に似ているからではないかと言われている。
なんとなく安心できて、親しみやすい色っていうことかもしれないね。
写真は、うちの子、4か月。
ようやく、色の違いが分かり始めた頃。

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2017年12月28日 06:00 学び~脳科学
ながらスマホはやめよう~ふたつのことを同時にやると?(再掲)
ふたつのことを同時にやろうとして、結局うまくいかなかった・・・
よくあることだよね。
みんなも、そんな経験ない?
たとえば、車を運転しながら電話をする。
これは、うまくいかない。
電話でうまく話ができないのはどうでもいいけど、運転がうまくいかないのは、こわい。
事故になっちゃいうよね。
だから、運転しながらの電話は、法律で禁止されているんだよ。
車の例は、大人の話だけど・・・
みんなの場合も、似たようなことがあるよね。
歩きながら、本を読む。
歩きながら、ゲームをする。
歩きながら、ケータイをいじる。
これも、けっこう危険なんだよ。
去年の夏、女子中学生の子が殺されちゃった事件を知ってる?
最近、犯人がつかまって、ニュースになってる。
殺された中学生の女の子は、ケータイをいじりながら歩いていたらしい。
ケータイばかりに気が向いてしまうと、周りでおかしな動きがあっても、気が付かないよね。
ケータイいじりをしてなければ、もっと周りのけいかいしていれば、ひょっとしたら助かっていたかもしれない。
みんなも、気を付けようね。
さて、今日のニュースは、こちら。
「二つのこと同時にできない」仕組み 脳神経 邪魔し合って共倒れ 朝日新聞
ふたつのことを同時にやろうとすると、うまくいかない。
確かにその通りなんだけど、なんでそうなってしまうのか?
実験を通して、その時に頭のなかで何がおきているのかを調べたグループがあるらしいよ。
・・・
京都市にある京都大学。
ここで、船橋先生たちのグループが、ある実験を行った。
実験の目的は、「二つのこと同時にできない」理由を調べること。
実験に参加したのは、2頭のニホンザル。
パソコンに向かったサルくんたち。
ふたつの課題をあたえられる。
ひとつは、画面上のとある場所に、注意をむけること。
先生が、「ここ!」と指示をしたら、そこをじっと見つめる。
もうひとつは、画面上に表示された図形の、形と場所を覚えること。
どちらも、うまくいったら、ごほうびにジュースをもらえる。
ジュースをもらうべく、がんばるサルくんたち。
どちらの課題も、うまくできるようになった。
そこで、今度は、二つの課題に同時にとりくんでもらった。
そうしたところ、サルくんたちのうごきがにぶくなり、まちがいも増えた。
この時に、脳の中で何がおこっているのか。
船橋先生たちは、それを調べたんだ。
その結果、わかったこと。
ひとつめの課題に取り組んでいるとき、サルくんの脳の中で、ある神経(しんけい)が働いている。
ふたつめの課題に取り組んでいるときは、ひとつめとは別の神経が働いている。
二つ同時に課題に取り組むと・・・
それぞれの神経ががんばりだすんだけど、おたがいじゃましあって、結局どちらの動きも悪くなる。
なるほど、二つのことが同時にやろうとすると、脳の動きそのものがおかしくなっちゃうんだね。
何かをやるときには、まずは一つのことに集中することが大切だということだ。
写真は、脳の中のニューロン細胞。ウィキペディアより。
みんなが何かを考えているとき、脳の中ではこの細胞ががんばっている。
勉強などでしっかりと頭を使えば、神経や細胞の動きが活発になって、脳も元気になるんだよ。

⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
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⇒レッスンの様子はこちら
よくあることだよね。
みんなも、そんな経験ない?
たとえば、車を運転しながら電話をする。
これは、うまくいかない。
電話でうまく話ができないのはどうでもいいけど、運転がうまくいかないのは、こわい。
事故になっちゃいうよね。
だから、運転しながらの電話は、法律で禁止されているんだよ。
車の例は、大人の話だけど・・・
みんなの場合も、似たようなことがあるよね。
歩きながら、本を読む。
歩きながら、ゲームをする。
歩きながら、ケータイをいじる。
これも、けっこう危険なんだよ。
去年の夏、女子中学生の子が殺されちゃった事件を知ってる?
最近、犯人がつかまって、ニュースになってる。
殺された中学生の女の子は、ケータイをいじりながら歩いていたらしい。
ケータイばかりに気が向いてしまうと、周りでおかしな動きがあっても、気が付かないよね。
ケータイいじりをしてなければ、もっと周りのけいかいしていれば、ひょっとしたら助かっていたかもしれない。
みんなも、気を付けようね。
さて、今日のニュースは、こちら。
「二つのこと同時にできない」仕組み 脳神経 邪魔し合って共倒れ 朝日新聞
ふたつのことを同時にやろうとすると、うまくいかない。
確かにその通りなんだけど、なんでそうなってしまうのか?
実験を通して、その時に頭のなかで何がおきているのかを調べたグループがあるらしいよ。
・・・
京都市にある京都大学。
ここで、船橋先生たちのグループが、ある実験を行った。
実験の目的は、「二つのこと同時にできない」理由を調べること。
実験に参加したのは、2頭のニホンザル。
パソコンに向かったサルくんたち。
ふたつの課題をあたえられる。
ひとつは、画面上のとある場所に、注意をむけること。
先生が、「ここ!」と指示をしたら、そこをじっと見つめる。
もうひとつは、画面上に表示された図形の、形と場所を覚えること。
どちらも、うまくいったら、ごほうびにジュースをもらえる。
ジュースをもらうべく、がんばるサルくんたち。
どちらの課題も、うまくできるようになった。
そこで、今度は、二つの課題に同時にとりくんでもらった。
そうしたところ、サルくんたちのうごきがにぶくなり、まちがいも増えた。
この時に、脳の中で何がおこっているのか。
船橋先生たちは、それを調べたんだ。
その結果、わかったこと。
ひとつめの課題に取り組んでいるとき、サルくんの脳の中で、ある神経(しんけい)が働いている。
ふたつめの課題に取り組んでいるときは、ひとつめとは別の神経が働いている。
二つ同時に課題に取り組むと・・・
それぞれの神経ががんばりだすんだけど、おたがいじゃましあって、結局どちらの動きも悪くなる。
なるほど、二つのことが同時にやろうとすると、脳の動きそのものがおかしくなっちゃうんだね。
何かをやるときには、まずは一つのことに集中することが大切だということだ。
写真は、脳の中のニューロン細胞。ウィキペディアより。
みんなが何かを考えているとき、脳の中ではこの細胞ががんばっている。
勉強などでしっかりと頭を使えば、神経や細胞の動きが活発になって、脳も元気になるんだよ。

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2017年12月09日 06:00 学び~脳科学
記憶力がよくなる飲み物って?
『苦み成分 記憶力改善』 朝日深部
朝日新聞の記事によると、ある飲み物にふくまれている苦み(みがみ)成分が、記憶力をよくしてくれるらしい。
その飲み物を飲むと、みんなの脳の中にある海馬(かいば)という場所が、元気になるんだって。
これは、いいね。
勉強する前に、その飲み物を飲んでおけば、、いろいろなことがらくちんに記憶できるかも。
ところが。
この飲み物、みんなは飲むことができないんだ。
みんなは飲めないけど、お父さんやお母さんが好きかもしれない。
お風呂上りに、「ぷはー!」って感じで飲むと、とてもおいしい。
いったい、どんな飲み物だと思う?
予想してみてね。
・・・
答えは、ビール。
ビールを作っているキリンという会社や東京大学の研究チームが、実験をしてわかったんだって。
ビールには、イソアルファ酸と呼ばれる苦み成分がふくまれている。
研究チームは、病気で記憶力がおかしくなってしまったマウスに、このイソアルファ酸をあたえてみた。
すると、記憶力が、9.5倍もよくなったんだって。
イソアルファ酸が、記憶力がおかしくなる病気の原因となる成分を、とりのぞいてくれるらしい。
研究チームによると、実験の結果が、そのまま人間にもいかせるとはかぎらないらしい。
ただ、イソアルファ酸を体にいれることで、認知症(にんちしょう)などの記憶がおかしくなる病気をなおすことができるかもしれないとのこと。
みんなは飲めないビールだけど、お年寄りの人で、ちょっと記憶に自信がなくなっちゃったっていう人には、いいかもね。
写真は、ビールの原料となる大麦。ウィキペディアより。

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朝日新聞の記事によると、ある飲み物にふくまれている苦み(みがみ)成分が、記憶力をよくしてくれるらしい。
その飲み物を飲むと、みんなの脳の中にある海馬(かいば)という場所が、元気になるんだって。
これは、いいね。
勉強する前に、その飲み物を飲んでおけば、、いろいろなことがらくちんに記憶できるかも。
ところが。
この飲み物、みんなは飲むことができないんだ。
みんなは飲めないけど、お父さんやお母さんが好きかもしれない。
お風呂上りに、「ぷはー!」って感じで飲むと、とてもおいしい。
いったい、どんな飲み物だと思う?
予想してみてね。
・・・
答えは、ビール。
ビールを作っているキリンという会社や東京大学の研究チームが、実験をしてわかったんだって。
ビールには、イソアルファ酸と呼ばれる苦み成分がふくまれている。
研究チームは、病気で記憶力がおかしくなってしまったマウスに、このイソアルファ酸をあたえてみた。
すると、記憶力が、9.5倍もよくなったんだって。
イソアルファ酸が、記憶力がおかしくなる病気の原因となる成分を、とりのぞいてくれるらしい。
研究チームによると、実験の結果が、そのまま人間にもいかせるとはかぎらないらしい。
ただ、イソアルファ酸を体にいれることで、認知症(にんちしょう)などの記憶がおかしくなる病気をなおすことができるかもしれないとのこと。
みんなは飲めないビールだけど、お年寄りの人で、ちょっと記憶に自信がなくなっちゃったっていう人には、いいかもね。
写真は、ビールの原料となる大麦。ウィキペディアより。

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2017年04月01日 06:00 学び~脳科学
イノベーションをおこそう~ヴュジャデって?(再掲)
RAKUTO豊田校は、平成29年3月26日(月)~平成29年4月2日(日)まで、春期講習ウィークのため、通常レッスンはお休みです。
ブログは、過去記事を再掲します。
今回の過去ブログシリーズは、RAKUTOらしく、「脳科学」というキーワードで検索してみたよ。
-----------------------------------------------
人類学者は「ヴュジャデ」を通じてひらめきを求める。 朝日新聞
「デジャブ」という言葉があるよ。
日本語に直すと、「既視感(きしかん)」。
「既に(すでに)」「視た(みた)」「感じ」だ。
旅行などではじめて行った場所なのに、「あれ?このけしき、見たことがあるぞ??」と思ったり。
学校などで何か出来事がおきた時に、「あれ?これって前にもあったような??」と思ったり。
はじめて見るけしきや場面なのに、むかしどこかで見たことがあるぞ。
そんな風に感じることを、デジャブという。
ある調査によると、大学生の72パーセントが、デジャブを感じたことがあるんだって。
ぼくも、何度か感じたことがあるよ。
みんなも、感じたことない?
なんで、そんなことが起こるのかというと、その仕組みはまだよくわかっていない。
フロイトという、とても有名な学者さんは、むかし夢で見たものがよみがえっておこるのがデジャブだといった。
一方で、最近の脳科学の世界では、ちょっとした記憶の異常ではないかともいわれている。
デジャブの仕組みは、まだまだナゾのままだ。
さて。
今回紹介した新聞の記事に登場する「ヴュジャデ」は、デジャブの反対語なんだって。
ここで、想像タイム。
はじめて見るけしきや場面なのに、むかしどこかで見たことがあるぞ。
そんな風に感じることを、デジャブという。
「ヴュジャデ」は、その反対の言葉。
どんな風に感じるのが、「ヴュジャデ」だと思う?
ちょっと想像してみてね。
・・・
「ヴュジャデ」は、日本語にすると「未視感(みしかん)」。
「未だに(いまだに)」「視たことがない」「感じ」だ。
「ジャメヴュ」とか「ジャメヴ」とか「ジャメブ」などと呼ばれることもある。
みなれたもののはずなのに、「あれ?これってなんだっけ?」と思う感じ。
これが、「ヴュジャデ」だ。
新聞記事の「人類学者は「ヴュジャデ」を通じてひらめきを求める」という言葉は、「イノベーションの達人!」という本の中から紹介されたもの。
イノベーションとは、新しいものを考え出すこと。
まったく新しいアイデアもあれば、すでにあるものを組み合わせて作られたアイデアもある。
それらすべてを、イノベーションという。
みんなが大人になるころには、いろいろなものが出来上がっていて、今ある仕事の多くはコンピューターなどがやるようになっているはず。
そうなると、計算がとてもできる人や理科や社会にとてもくわしい人よりも、イノベーションをおこすことができる人が大切にされる時代になりそうだ。
でも、イノベーションって、どうやって起こすんだろう?
そのヒントが、ヴュジャデにある。
ありふれたものを、新しい目でみる。
すると、そこから、すごい発見ができるかもしれない。
実際、いままでの歴史をみてみると、すごい発見は、ありふれたものを新しい目で見るところから生まれたものばかりだ。
「なんでリンゴは下に落ちるの?」と思ったニュートンが引力を発見したように、当たり前のことを「当たり前」と感じないことが、大きな発見につながっている。
ありふれたものを、新しい目でみる。
みんなも、試してみてね。
写真は、RAKUTOのレッスンの様子。
今の成績うんぬんよりも、将来のイノベーターを育てるのが、RAKUTOの大きな目標のひとつなんだ。

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今回の過去ブログシリーズは、RAKUTOらしく、「脳科学」というキーワードで検索してみたよ。
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人類学者は「ヴュジャデ」を通じてひらめきを求める。 朝日新聞
「デジャブ」という言葉があるよ。
日本語に直すと、「既視感(きしかん)」。
「既に(すでに)」「視た(みた)」「感じ」だ。
旅行などではじめて行った場所なのに、「あれ?このけしき、見たことがあるぞ??」と思ったり。
学校などで何か出来事がおきた時に、「あれ?これって前にもあったような??」と思ったり。
はじめて見るけしきや場面なのに、むかしどこかで見たことがあるぞ。
そんな風に感じることを、デジャブという。
ある調査によると、大学生の72パーセントが、デジャブを感じたことがあるんだって。
ぼくも、何度か感じたことがあるよ。
みんなも、感じたことない?
なんで、そんなことが起こるのかというと、その仕組みはまだよくわかっていない。
フロイトという、とても有名な学者さんは、むかし夢で見たものがよみがえっておこるのがデジャブだといった。
一方で、最近の脳科学の世界では、ちょっとした記憶の異常ではないかともいわれている。
デジャブの仕組みは、まだまだナゾのままだ。
さて。
今回紹介した新聞の記事に登場する「ヴュジャデ」は、デジャブの反対語なんだって。
ここで、想像タイム。
はじめて見るけしきや場面なのに、むかしどこかで見たことがあるぞ。
そんな風に感じることを、デジャブという。
「ヴュジャデ」は、その反対の言葉。
どんな風に感じるのが、「ヴュジャデ」だと思う?
ちょっと想像してみてね。
・・・
「ヴュジャデ」は、日本語にすると「未視感(みしかん)」。
「未だに(いまだに)」「視たことがない」「感じ」だ。
「ジャメヴュ」とか「ジャメヴ」とか「ジャメブ」などと呼ばれることもある。
みなれたもののはずなのに、「あれ?これってなんだっけ?」と思う感じ。
これが、「ヴュジャデ」だ。
新聞記事の「人類学者は「ヴュジャデ」を通じてひらめきを求める」という言葉は、「イノベーションの達人!」という本の中から紹介されたもの。
イノベーションとは、新しいものを考え出すこと。
まったく新しいアイデアもあれば、すでにあるものを組み合わせて作られたアイデアもある。
それらすべてを、イノベーションという。
みんなが大人になるころには、いろいろなものが出来上がっていて、今ある仕事の多くはコンピューターなどがやるようになっているはず。
そうなると、計算がとてもできる人や理科や社会にとてもくわしい人よりも、イノベーションをおこすことができる人が大切にされる時代になりそうだ。
でも、イノベーションって、どうやって起こすんだろう?
そのヒントが、ヴュジャデにある。
ありふれたものを、新しい目でみる。
すると、そこから、すごい発見ができるかもしれない。
実際、いままでの歴史をみてみると、すごい発見は、ありふれたものを新しい目で見るところから生まれたものばかりだ。
「なんでリンゴは下に落ちるの?」と思ったニュートンが引力を発見したように、当たり前のことを「当たり前」と感じないことが、大きな発見につながっている。
ありふれたものを、新しい目でみる。
みんなも、試してみてね。
写真は、RAKUTOのレッスンの様子。
今の成績うんぬんよりも、将来のイノベーターを育てるのが、RAKUTOの大きな目標のひとつなんだ。

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2017年03月31日 06:00 学び~脳科学
大人になると、時が速くすぎさるのはなぜ?(再掲)
RAKUTO豊田校は、平成29年3月26日(月)~平成29年4月2日(日)まで、春期講習ウィークのため、通常レッスンはお休みです。
ブログは、過去記事を再掲します。
今回の過去ブログシリーズは、RAKUTOらしく、「脳科学」というキーワードで検索してみたよ。
-----------------------------------------------
朝日新聞の天声人語に、面白い記事がのってたよ。
どんなお話かというと、「時間」について。
みんなも大人になるとわかると思うけど、大人になると時間はあっという間にたってしまう。
「ついこの前4月になったばかりなのに、気が付くともう7月か!」という感じ。
それに対して、子どもの頃は、時間がとてもゆっくりと流れる。
「夏休みまで、あと2か月もあるよ。待ちきれなーい!」って感じかな?
子どもの頃は、時間がたつのがとてもゆっくり。
それが、大人になると、あっという間に時間がたってしまう。
いったい、なぜ?
新聞の記事には、その理由について、信州大学の学長先生が入学式で紹介した話としてのっていたよ。
学長先生は、脳科学者の言葉をお話してくれたんだって。
それは、「回りの世界がみなれたものになってくると、時間が速く過ぎ去っていくように感じられる」というもの。
子どもたちにとっては、見るものすべてが新鮮だ。
それに対して、いろいろなことを知っている大人は、新鮮だなと思うことはなかなかない。
なるほど、いわれてみれば、その通りかもしれないね。
その話のあと、学長先生は、新しく信州大学に入学した人たちに対して、こういったんだって。
「自分で時の流れをおそくしなさい。」と。
自分で時の流れを遅くする。
いろいろなものを「新鮮だなぁ。」と感じればいいということだよね。
そのためには、どうしたらいいのかな?
みんなが大人だったら、どうやって時の流れを遅くする?
・・・
時の流れを遅くするには、とにかく新しいことをいろいろやってみることだ。
新しいことを勉強する。
新しい場所に行ってみる。
新しい人に会う。
こんなことをしていると、いろいろな情報が脳に取り込まれて、時間がゆっくりと感じられるようになるんだって。
さらに、学長先生によると、こうやって時間がゆっくりに感じられるようになると、考える力もものすごくのびるらしい。
とてもクリエイティブな、つまり他の人が思いつかないような、新しい発想がわいてくるんだって。
これは、いいね。
小学生のみんなにとって、わざわざ時間の流れを遅くする必要はないのかもしれない。
でも、考える力を伸ばすために、いろいろと新しいことをやってみるのもいいよね。
今は春、新しく入学した子もいれば、新しい学年に進んだ子もいるよね。
回りの環境が変わった今、新しいことに挑戦するよいチャンスだ。
何か、新しいことないかな?
みんなで、新しいもの探しをしてみよう!
うちの子も、今年、小学校に入学したよ。
彼にとっては、わざわざ探さなくても、新しいことだらけだね(#^^#)

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ブログは、過去記事を再掲します。
今回の過去ブログシリーズは、RAKUTOらしく、「脳科学」というキーワードで検索してみたよ。
-----------------------------------------------
朝日新聞の天声人語に、面白い記事がのってたよ。
どんなお話かというと、「時間」について。
みんなも大人になるとわかると思うけど、大人になると時間はあっという間にたってしまう。
「ついこの前4月になったばかりなのに、気が付くともう7月か!」という感じ。
それに対して、子どもの頃は、時間がとてもゆっくりと流れる。
「夏休みまで、あと2か月もあるよ。待ちきれなーい!」って感じかな?
子どもの頃は、時間がたつのがとてもゆっくり。
それが、大人になると、あっという間に時間がたってしまう。
いったい、なぜ?
新聞の記事には、その理由について、信州大学の学長先生が入学式で紹介した話としてのっていたよ。
学長先生は、脳科学者の言葉をお話してくれたんだって。
それは、「回りの世界がみなれたものになってくると、時間が速く過ぎ去っていくように感じられる」というもの。
子どもたちにとっては、見るものすべてが新鮮だ。
それに対して、いろいろなことを知っている大人は、新鮮だなと思うことはなかなかない。
なるほど、いわれてみれば、その通りかもしれないね。
その話のあと、学長先生は、新しく信州大学に入学した人たちに対して、こういったんだって。
「自分で時の流れをおそくしなさい。」と。
自分で時の流れを遅くする。
いろいろなものを「新鮮だなぁ。」と感じればいいということだよね。
そのためには、どうしたらいいのかな?
みんなが大人だったら、どうやって時の流れを遅くする?
・・・
時の流れを遅くするには、とにかく新しいことをいろいろやってみることだ。
新しいことを勉強する。
新しい場所に行ってみる。
新しい人に会う。
こんなことをしていると、いろいろな情報が脳に取り込まれて、時間がゆっくりと感じられるようになるんだって。
さらに、学長先生によると、こうやって時間がゆっくりに感じられるようになると、考える力もものすごくのびるらしい。
とてもクリエイティブな、つまり他の人が思いつかないような、新しい発想がわいてくるんだって。
これは、いいね。
小学生のみんなにとって、わざわざ時間の流れを遅くする必要はないのかもしれない。
でも、考える力を伸ばすために、いろいろと新しいことをやってみるのもいいよね。
今は春、新しく入学した子もいれば、新しい学年に進んだ子もいるよね。
回りの環境が変わった今、新しいことに挑戦するよいチャンスだ。
何か、新しいことないかな?
みんなで、新しいもの探しをしてみよう!
うちの子も、今年、小学校に入学したよ。
彼にとっては、わざわざ探さなくても、新しいことだらけだね(#^^#)

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2017年03月30日 06:00 学び~脳科学
血液型と性格の関係!?(再掲)
RAKUTO豊田校は、平成29年3月26日(月)~平成29年4月2日(日)まで、春期講習ウィークのため、通常レッスンはお休みです。
ブログは、過去記事を再掲します。
今回の過去ブログシリーズは、RAKUTOらしく、「脳科学」というキーワードで検索してみたよ。
-----------------------------------------------
血液型と性格「関連なし」…日米1万人超を調査 読売新聞
血液型だって。
血液には、いくつかの種類があって、その分類のしかたにもいろいろある。
その中で、一番よくつかわれるのが、ABO式というもの。
ABO式では、血液を4つの種類にわけることができる。
A型、B型、AB型、O型の4つだ。
聞いたこと、あるよね。
みんなは、自分の血液型、知ってる?
自分の血液型がわかれば、そこから自分の性格もわかるらしいよ。
A型の人は、まじめできれい好き。
引き出しの中は、いつもすっきり片付いている。
B型の人は、マイペースで細かいことは気にしない。
引き出しの中は、いつもくちゃくちゃ。
AB型の人は、理想が高く、人に流されない。
O型の人は、ピンチに強く、ロマンチスト。
・・・などなど。
こんな感じで、血液型で人の性格を予想する。
これを、血液型占いっていうんだ。
血液型占いは、1970年ころに日本で生まれた。
東京女子高等師範学校(とうきょうじょしこうとうしはんがっこう:今のお茶の水女子大学)の先生が、血液と性格の関係を研究して発表したものを、占いとして発展させたものらしい。
今では、日本中で広く信じられている。
ところが。
今回、九州大学の縄田先生が発表した研究によると、どうも、血液型と性格には、関連性がないらしい。
縄田先生は、日本とアメリカで、1万人以上の人にアンケートを行った。
その結果を集計したところ、血液型と性格には、関連性がないことがわかったんだって。
日本で広く信じられてきた、血液型と性格の関連性。
会社などでは、血液型みて、仕事をわりふったりすることもあるらしい。
中には、遊び好きなB型は、やといたくないなぁ・・・なんていう会社もあるかもしれない。
血液型と性格に関連性がないとわかった以上、こうしたことは、ただの差別だよね。
ちなみに、血液型占いは、日本でうまれて日本だけに広まったもの。
外国では、ほとんど信じられていないんだって。
一方で。
脳の働きを研究している、脳科学(のうかがく)の分野では、人の脳がある刺激(しげき)をうけたとき、脳の反応のしかたが、血液型によってちがうということがわかっている。
これが本当だとすると、血液型が人の性格や行動に影響を与えてもふしぎではないよね。
こちらの研究は、これから進んでいくと思われる。
みんなの体を流れる血液。
まだまだ、わからないことがたくさんあるんだね。
これからの研究が、楽しみだ。
最後に、問題。
血液が流れる血管。
細いものから太いものまで、みんなの体のすみずみまで、はりめぐらされている。
この血管を全部ひきずりだして、一直線にのばしてみると、いったいどのくらいの長さになると思う?
予想してみてね。
・・・
答えは、およそ6000キロメートル。
日本列島を、1往復半できる長さだ。
びっくり!
写真は、「血液と心臓」のマインドマップ。
ホップクラスのお友達がかいたものだよ。

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今回の過去ブログシリーズは、RAKUTOらしく、「脳科学」というキーワードで検索してみたよ。
-----------------------------------------------
血液型と性格「関連なし」…日米1万人超を調査 読売新聞
血液型だって。
血液には、いくつかの種類があって、その分類のしかたにもいろいろある。
その中で、一番よくつかわれるのが、ABO式というもの。
ABO式では、血液を4つの種類にわけることができる。
A型、B型、AB型、O型の4つだ。
聞いたこと、あるよね。
みんなは、自分の血液型、知ってる?
自分の血液型がわかれば、そこから自分の性格もわかるらしいよ。
A型の人は、まじめできれい好き。
引き出しの中は、いつもすっきり片付いている。
B型の人は、マイペースで細かいことは気にしない。
引き出しの中は、いつもくちゃくちゃ。
AB型の人は、理想が高く、人に流されない。
O型の人は、ピンチに強く、ロマンチスト。
・・・などなど。
こんな感じで、血液型で人の性格を予想する。
これを、血液型占いっていうんだ。
血液型占いは、1970年ころに日本で生まれた。
東京女子高等師範学校(とうきょうじょしこうとうしはんがっこう:今のお茶の水女子大学)の先生が、血液と性格の関係を研究して発表したものを、占いとして発展させたものらしい。
今では、日本中で広く信じられている。
ところが。
今回、九州大学の縄田先生が発表した研究によると、どうも、血液型と性格には、関連性がないらしい。
縄田先生は、日本とアメリカで、1万人以上の人にアンケートを行った。
その結果を集計したところ、血液型と性格には、関連性がないことがわかったんだって。
日本で広く信じられてきた、血液型と性格の関連性。
会社などでは、血液型みて、仕事をわりふったりすることもあるらしい。
中には、遊び好きなB型は、やといたくないなぁ・・・なんていう会社もあるかもしれない。
血液型と性格に関連性がないとわかった以上、こうしたことは、ただの差別だよね。
ちなみに、血液型占いは、日本でうまれて日本だけに広まったもの。
外国では、ほとんど信じられていないんだって。
一方で。
脳の働きを研究している、脳科学(のうかがく)の分野では、人の脳がある刺激(しげき)をうけたとき、脳の反応のしかたが、血液型によってちがうということがわかっている。
これが本当だとすると、血液型が人の性格や行動に影響を与えてもふしぎではないよね。
こちらの研究は、これから進んでいくと思われる。
みんなの体を流れる血液。
まだまだ、わからないことがたくさんあるんだね。
これからの研究が、楽しみだ。
最後に、問題。
血液が流れる血管。
細いものから太いものまで、みんなの体のすみずみまで、はりめぐらされている。
この血管を全部ひきずりだして、一直線にのばしてみると、いったいどのくらいの長さになると思う?
予想してみてね。
・・・
答えは、およそ6000キロメートル。
日本列島を、1往復半できる長さだ。
びっくり!
写真は、「血液と心臓」のマインドマップ。
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