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2016年07月04日 06:00  学び~理科

ジュノーがいよいよ木星へ~木星ってどんな星?

『NASA探査機、木星軌道へ 時速3万キロで接近中』 朝日新聞

2011年8月。
アメリカの航空宇宙局(こうくううちゅうきょく:NASA)が、探査機(たんさき)を打ち上げた。

探査機の名前は、ジュノー。
目指す先は、木星だ。

それから、5年。
ジュノーが、いよいよ木星に到着するよ。
7月4日、つまり今日には、木星の周りをくるくる回る、周回軌道(しゅうかいきどう)に入るんだって。

ところで、木星って、どんな星だったっけ?
今日は、木星について、みてみよう。



・・・



太陽の周りを回る、太陽系の惑星(わくせい)たち。
太陽から近い順に、水金地火木土天海だ。

木星は、地球や火星の次。
太陽から見ると、5番目の惑星となる。

地球からの距離は、およそ6億3000万キロメートル。
地球から太陽までの距離が、およそ1億5000万キロメートル。
木星は、太陽よりも4倍以上、遠い場所にある。

木星は、とにかく大きい。
直径は、地球の11倍。
重さは、地球の300倍以上。
太陽系の惑星の中では、だんとつに大きい。

そんなに大きな木星は、太陽になりそこなった星ともいわれている。
もしも、今よりも70倍くらい重くなることができていれば。
第2の太陽になったんじゃいかといわれているんだ。

その材料も、太陽とほぼいっしょ。
たくさんの水素と、少しのヘリウムでできている。

木星の真ん中には、氷と岩でできた核(かく)があるけど、木星の大きさからすると、とても小さなものだ。
その核の周りをかこんでいるのが、とても強い圧力によって金属みたいになっちゃった水素。
その金属水素のまわりを、水素とヘリウムのガスがつつみこんでいる。

写真で木星を見てみると、表面にしみのような大きな斑点(はんてん)がある。
この斑点は、水素とヘリウムのガスがおりなす、おおきな嵐だ。
その嵐が作り出すぐるぐるうずまきは、なんと地球の2倍の大きさ。
このうずまきを近くで見ることができたら、きっと、ものすごい迫力だよね。


さて。

7月4日に木星の周回軌道に入るジュノー。
その後、1年8ヶ月かけて、木星の周りを37週する。
そして、最後には、木星に落下する予定だ。

いったい、どんな映像やデータを送り届けてくれるのか。
そして、それらから、いったい何がわかるのか。
太陽になりそこなった木星を調べることで、太陽がどんなふうにしてできたかが、わかるかもしれないなんて話もある。
これからのニュースに、注目だ。

写真は、木星に近づくジュノーの想像図。ウィキペディアより。

ジュノーがいよいよ木星へ~木星ってどんな星?



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