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2015年10月22日 06:00  学び~理科

秋の魚といえば~まずは動物の分類から

むかしむかし、佐伊羅魚(サイラ)と呼ばれた魚がいるよ。
関西地方の一部では、今でもサイラと呼んでいるところもあるらしい。
この魚、他にもいろいろな名前で呼ばれてきた。

「狭真魚(サマナ)」。
狭(せま)くて、真、これは真っすぐってことかな?
狭くて真っすぐな魚?

「青串魚」。
青くて、串(くし)のような魚。
串のようなということは、やっぱり真っすぐなの?

小説家の夏目漱石(なつめそうせき)は、小説の中で、この魚を「三馬」と書いている。
みっつの馬?

昭和天皇は、子どもの頃、この魚を「アキガタナ」と呼んだらしい。
秋にとれる、カタナのような魚ってこと?

さて、この魚、いったい何だと思う?
今の季節、みんなのおうちでも、食べることが多いんじゃないかな?
予想してみてね。



・・・



答えは、サンマ。
漢字で書くと、「秋刀魚」だ。

秋のサンマは、とてもおいしい。
でも、サンマがとれるのは、日本の周りの海だけ。
だから、外国の人には、あまりなじみがない魚だ。
まさに、日本の秋を代表する食材だね。

今日は、そんなサンマについて調べてみたよ・・・と、その前に。

地球上には、ぼくたち人間をふくめ、たくさんの生き物たちが住んでいる。
その生き物たちを、大きく2つのグループに分けてみよう。
いったい、何と何に分かれると思う?



・・・



答えは、動物と植物。
いわれてみれば「なるほど!」って感じだけど、じゃあ「動物」っていったいどんな生き物?
そして、「植物」は?

みんな、この2つのちがいを説明できるかな?
想像してみてね。



・・・



むかしむかし、生物学者のリンネという人は、生き物を「動物」と「植物」のふたつに分けた。

感覚をもっていて、移動することができる。
そして、自分で栄養を作ることができない。
こうした生き物は、「動物」とした。

一方で、感覚をもっていない生き物を、「植物」としたんだ。
単に、「動くか動かないか」で分けたわけではないんだね。


では次に、動物を2つのグループに分けてみよう。
動物学上はすぱっと2つに分けることができるわけではないけど、ここでは小学生でもわかりやすいように、おおざっぱに2つに分けちゃうよ。

動物は、「あるもの」がある動物と、ない動物に分けることができるよ。
ある動物は、例えば、人間や犬、魚もこの仲間だ。
ない動物は、昆虫やクラゲなどが、この仲間だ。

さて、「あるもの」とは、いったい何?
自分の体と、昆虫やクラゲを比べながら、想像してみてね。



・・・



答えは、背骨。
動物は、背骨があるものとないものに分けることができる。

背骨があるものは、脊椎動物(せきついどうぶつ)と呼ばれる。
一方で、ないものは、無脊椎動物(むせきついどうぶつ)だ。

脊椎動物は、血液の中に「ヘモグロビン」と呼ばれるものが含まれている。
ヘモグロビンの色は、赤色。
だから、脊椎動物の血は、赤い色をしているよ。

みんなの体には、りっぱな背骨があって、血も赤い。
まさに脊椎動物の仲間だね。

次は、この脊椎動物を、おおざっぱに5つのグループに分けちゃうよ。
いったい、どんなグループができると思う?
想像してみてね。

ちょっと長くなったので、続きは次回。

写真は、人間の骨格。ウィキペディアより。
どれが背骨か、かわる?

秋の魚といえば~まずは動物の分類から



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