チーム森井~めざせ最高のチェアスキー!

RAKUTO豊田校

2018年03月16日 06:00

今年2018年は、冬期オリンピックの年。
そして、冬期パラリンピックの年でもある。
今年は、韓国のピョンチャンという場所で、スキーをはじめとしたさまざまな競技が行われているよ。

『オリンピックがはじまったよ~会場となるのは、どんな場所? 』
http://rakuto-toyota.jp/e435269.html
『ピョンチャンオリンピック~マスコットはどんなキャラ? 』
http://rakuto-toyota.jp/e435466.html

オリンピックが終わって、今はパラリンピックの真っ最中。
3月9日に始まったパラリンピック。
3月18日まで行われるよ。

日本の選手も、がんばっている。
3月15日時点では、金メダルが1個、銀メダル3個、銅メダル3個をゲット。

大かつやくしているのは、アルペンスキーの村岡桃佳(むらおかももか)選手。

女子大回転で、金メダル。
滑降(かっこう)で、銀メダル。
スーパー大回転で、銅メダル。
スーパー複合でも、銅メダル。
一人で、4つもメダルをとっちゃった。

村岡選手は、まだ21歳。
これから、もっともっとかつやくできそうだよね。

アルペンスキーの競技には、われらが豊田市にゆかりのある選手も出場しているよ。
トヨタ自動車で働いている、森井大輝(もりいたいき)選手だ。

森井選手は、東京生まれ。
4歳からスキーを始めたんだって。

高校2年生になったとき、交通事故にあってしまう。
そして、足が動かなくなってしまったんだ。

それでも、森井さんはスキーを続ける。
チェアスキーといって、スキー板にイスをのせた状態で滑る競技に参加することにした。

そして、22歳になった2002年のこと。
ソルトレイクシティで行われたパラリンピックに、日本代表として出場。
2006年にトリノで行われたパラリンピックでは、はじめての銀メダルをゲット。
2010年のバンクーバーパラリンピックでは、銀と銅のふたつのメダルを獲得した。

2014年、ソチで行われたパラリンピック。
今度こそ、金メダルをとりたい。
そんな思いで出場した森井選手。
しかし、このパラリンピックでは、銀メダルひとつを獲得するだけとなってしまった。

なんとしても、金メダルをとりたい。
そのためには、もっと早く滑ることのできるチェアスキーがほしい。
そんなチェアスキーを開発できる場所は、どこかにないか。
そう考えた森井さんがたどりついたのが、トヨタ自動車だ。

ここで、朝日新聞の記事。

『頂点へトヨタ魂滑走』 朝日新聞

2014年、トヨタ自動車につとめることになった森井さん。
「最高のチェアスキーを開発したい!」
そんな思いを、周りの人たちに伝える。

森井選手のあつい思いは、少しづつ周りに伝わった。
そして、できあがったのが、チーム森井。

最初は4人ではじまったチーム森井。
気が付けば、40人以上の技術者が集まった。

時速100キロメートルで滑るチェアスキー。
自動車の開発で必要な技術を応用すれば、きっと最強のチェアスキーができる。
チーム森井のみんなは、そんな思いでスキーの開発に力を入れた。

そして、今年2018年。
たくさんの人たちの期待を胸に、競技にいどんだ森井さん。
結果は、またも銀メダル1枚。

金メダルがとれずに残念だったけど、それども獲得した銀メダルには、みんなの思いがしっかりとこもっている。
チーム森井全員で獲得した銀メダルだ。

森井選手、チーム森井のみなさん、おめでとうございます(^^)/

写真は、森井選手。ウィキペディアより。
不自由な体にめげることなくがんばっている選手たち。
みんな、かっこいいよね。




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