鳥類~鳥ってどんな生き物?

RAKUTO豊田校

2019年03月14日 06:00

ここしばらく、生き物の分類のお話しているよ。

『生き物~ふたつに分けると、何と何?』
http://rakuto-toyota.jp/e477466.html
『哺乳類と魚類~クジラはどっち?』
http://rakuto-toyota.jp/e477738.html
『爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう』
http://rakuto-toyota.jp/e477872.html


今回は、鳥類について。

鳥類といえば、もちろん鳥。
ハトやスズメ、ハクチョウにカモメ。
地球には、たくさんの種類の鳥たちがすんでいるよね。

では、「鳥」って、いったいどんな生き物?
辞書で調べてみると、鳥類の主な特徴は5つ。
「主な」特徴なので、すべての鳥類がそうだとは限らないけど、だいたいはあてはまる。

さて、想像してみよう。
5つある鳥類の主な特徴、どんなものがあると思う?



・・・



鳥類の主な特徴は、次にあげる5つだ。

くちばしを持つ。
体が羽根でおおわれている。
歯がない。
前足が、翼(つばさ)になっている。
2本足で歩く。

なるほど、言われてみればその通りだ。
空を飛ぶものが鳥類だって思ってしまいがちだけど、よく考えてみるとペンギンみたいに翼はあるけど飛べない鳥もいるよね。

さて、そんな鳥類。
なんといっても、種類が多い。

ハトにスズメにハクチョウに・・・って数えていくと、なんと1万もの種類の鳥がいるんだって。
魚類の2万5000~3万種にはかなわないけど、4300~4600種の哺乳類(ほにゅうるい)と比べると、その数は倍以上だ。
マメハチドリといって、体長5センチメートルほどの小さな鳥もいれば、体長が3メートル近い、大きな鳥もいる。

ここで、問題。
地球で一番大きな鳥類。

大きなものは、体長2.75メートルにもなる。
いったい、どんな鳥だと思う?



・・・



答えは、ダチョウ。
なるほど、大きい。
でも、空は飛ばないよね。


昨日の記事では、地球や生き物の歴史の話をしたけど、鳥類の歴史も長い。

最初、すべての生き物は水の中。
5億年前に生まれたのが、両生類。
3億年前に爬虫類、2億5000万年前に哺乳類が誕生。
そして、最初の鳥類といわれている始祖鳥(しそちょう)が生まれたのが、1億5000万年前のことだ。
鳥類も、ながーい歴史を持っている。


ここで、鳥類の特徴をもうひとつ。
それは、とても「頭がよい」こと。

特に頭がよいとされる鳥類が、2種類いるよ。
黒いやつと、派手なやつ。

いったい、どんな鳥?
みんな、想像できる?



・・・



答えは、カラス。
そして、オウムだ。

カラスとオウムはとても頭がよい。
人間みたいに、道具を使うこともある。

さらに、自分が使いやすいように、道具を加工することもあるんだって。
そういえば、以前にも頭のよいカラスのことを紹介したことがあったね。

『カラス博士!?』
http://rakuto-toyota.jp/e262370.html
『お遊び大好き黒いやつ!』
http://rakuto-toyota.jp/e273604.html
『記憶力抜群の黒い奴!』
http://rakuto-toyota.jp/e273610.html

そう、カラスは、とても頭がよい。

さて、先週から今日にかけて、脊椎動物の分類について話をしてきたよ。
魚類に哺乳類、両生類、爬虫類、そして鳥類。
みんなのしっている脊椎動物は、いったい何類?
興味があったら、調べてみてね。


写真は、たくさんの鳥類たち。ウィキペディアより。
たくさん写っているね。
なんていう名前の鳥だろう?
みんな、何個くらいわかる?




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