名古屋好きの珍鳥~どんな鳥?

RAKUTO豊田校

2017年05月25日 06:00

『名古屋好きの珍鳥?』 朝日新聞

名古屋(なごや)って、愛知県名古屋市のことだよね。
朝日新聞の記事によると、その名古屋を好きな珍鳥(ちんちょう)、つまり珍しい(めずらしい)鳥がいるらしい。
いったい、どんな鳥なんだろう?

・・・と、ここで想像タイム。

今回登場する鳥は、鳴き声にとてもとくちょうがある鳥の仲間なんだ。
鳥の名前には、いろいろな由来(ゆらい)があったりするけど、この鳥だけはどこの国にいっても、その鳴き声が名前の由来となっている。

イギリスでは、CUCKOO。
フランスでは、COUCOU。
ドイツでは、KUCKUCK。
オランダでは、KOEKOEK。

日本では・・・なんの鳥だと思う?



・・・



答えは、カッコウ。
今回名古屋にやってきたのは、カンムリカッコウというカッコウの仲間だ。

カンムリカッコウは、インドやネパール、中国などに住んでいる。
そして、暑い夏が近づくと、北の方におひっこしをする。

カンムリカッコウは、本来、日本にやってくることはない。
日本にやってくるのは、ひっこしの途中で迷子(まいご)になってしまった、迷鳥(めいちょう)だ。
迷子の鳥だけに、めったにはお目にかかれない。

千葉県にある山階鳥類研究所(やましなちょうるいけんきゅうじょ)によると、日本でカンムリカッコウを写真にとることに成功したのは、16回。
そのほとんどが、南西諸島(なんせいしょとう)や日本海にうかぶ島でとられたもの。
本州で写真にとられたのは、1回だけ。

そんな珍しい鳥を、今年2017年4月に写真におさめたのは、名古屋市の杉浦さん。
とった場所は、名古屋市内の公園。
本州でのさつえい成功は、これで2回目だ。
杉浦さん、すごいね。

ちなみに、前回、本州でさつえいに成功したのは、2008年のこと。
この時さつえいされた場所は、なんと、こちらも名古屋市内の公園だ。

研究所が確認していない例もあるかもしれないけれど、確認している例では、2件中2件が名古屋。
カンムリカッコウ、本当に名古屋のことが好きなのかもしれないね。
公園にいったら、探してみようかな。

写真は、カンムリカッコウ。ウィキペディアより。
頭のカンムリが、その特徴だ。




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