ヤゴ!?(再掲)

RAKUTO豊田校

2016年08月18日 06:00

RAKUTO豊田校は、平成28年8月15日(月)~8月20日(土)まで、夏期講習ウィーク。
ブログは、過去記事を再掲します。
今回は、「こん虫」に関する記事を探してみたよ。

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6月のある日のこと。

長女がやってきて、「今日、プール掃除をしてたら、ヤゴをつかまえた。」だってさ。

ヤゴかぁ。
よし、せっかくだから、今日はヤゴのことを勉強しよう。


みんなは、ヤゴをつかまえたことある?
見たことある?

去年の夏から、一年間お休みしてたプールに残った水の中。
ここには、ヤゴがいる可能性大。
川や池などにもすんでいるよ。


ヤゴは、あるこん虫の幼虫なんだ。
なんの幼虫か、知ってる?

知らない子は、写真を見て想像してみてね。
こちらの写真は、去年、矢作川で、長女がつかまえたもの。
大きなヤゴだ。






さて、ヤゴは、いったい何の幼虫でしょう?



・・・



答えは、トンボ。
トンボの子だから、「ヤゴ」・・・って、何かちがうな。

そこで、次の問題。
ヤゴは、なぜ「ヤゴ」という名前なのでしょうか?
ヒントは・・・やはり「トンボの子」。
トンボの種類をいくつか思い出してみて。


・・・



答えは、「ヤンマの子」だから。

オニヤンマとかギンヤンマ。
代表的なトンボだね。

そう、ヤンマの子で、「ヤゴ」っていうんだ。


RAKUTOのホップクラスに通っている子は、4月の理科ソングを思い出してみて。

トンボは、不完全変態。
たまご → 幼虫 → 成虫
この順番で、成長する。

不完全変態のこん虫は、さなぎになって大変身するということがない。
だから、幼虫と成虫の形が、よく似ている。
バッタなんかは、そうだよね。

ところが、ヤゴとトンボは、あまり似ていない。
似ていないどころか、住んでいる場所も違う。
ヤゴは、水の中。
トンボは、地上。
変わってるね。


ヤゴは、狩りの名人だ。
水の中に住むこん虫の中では、ばつぐんの名人。

ふだんは閉じている、ヤゴの下あご。
その中には、針に似たキバが隠されている。

えものが近づくと・・・
ぱっと開いて、ぱしゅっとキバを発射。
はなれた場所から、えものをとらえる。

その命中率と素早さは、数ある水生こん虫の中で、ばつぐんにすごい。

とらえるえものは、自分より小さな水生こん虫。
時には、小さな魚を食べることもあるんだ。


ヤゴって、実はすごいやつなんだね。
ヤゴをつかまえることがあったら、下あごあたりをよく観察してみてね。

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