史上最も暑かった6月、今年前半の気温も過去最高 米NOAA AFP通信
アメリカの海洋大気局(かいようたいききょく:NOAA)によると、先月、つまり2015年6月は、過去最高に暑い6月だったらしいよ。
NOAAでは、世界の天気や気温をずっと観測し続けている。
一番古いデータは、135年前のもの。
それから、今年のものまで、135年分のデータが、ずっと大切に残されている。
今年の6月は、その135年分のデータの中で、6月としては一番暑かったんだって。
NOAAの国立環境情報センターによると、「2015年6月の世界の平均気温は地表および海面上での温度を合わせ、記録を開始した1880年以降、6月としては過去最高だった」とのこと。
地表だけではなく、海面の温度も調査していたんだね。
そして、その6月の世界の平均気温は、20世紀、つまり1901年から2000年までの100年間の平均気温よりも、0.88度も高かったらしい。
これは、地球温暖化の影響もあるのかな?
これから、地球は、もっともっと暑くなってしまうのかな?
・・・と、一方では、こんな記事も。
15年後に北半球が寒冷化? 太陽の活動から予測 英研究 CNN
イギリスのある研究チームでは、太陽の活動がこれから先どうなるのかを研究している。
その研究の結果、15年後に太陽の活動が弱まって、北半球はとても寒くなるかもしれないとのこと。
研究チームでは、1976年から2008年にかけて、太陽の黒点と磁場(じば)の関係について研究を進めてきた。
それらの研究結果をいかして、今後の太陽の活動を予測したところ・・・
2030年代には、太陽の活動が60パーセントも低下!
そして、この予測は、90パーセントの確率で当たるらしい!!
太陽の活動が60パーセント弱くなる。
そうなると、いったい地球はどうなっちゃうの?
ちょっと想像してみてね。
・・・
1900年ごろのこと。
やはり、太陽の活動が弱くなって、「ミニ氷河期」と呼ばれる現象が発生した。
この時は、ロンドンを流れる大きな川が、凍り付いてしまうくらいの寒さだったんだって。
川が凍り付くほどの寒さって、すごいよね。
そんなに寒くなっちゃうのならば、温暖化なんて気にしなくてもいいのでは・・・と思えてしまう。
しかし、NOAAの研究者は、「地球が寒冷化するなら温暖化を心配しなくてもいい、と考えるのは間違い。問題ははるかに複雑だ」と話す。
どうやら、そんな簡単な話ではないらしい。
そもそも、太陽の活動を予測するのはとても難しい。
イギリスの研究チームの発表が、はたして正しいのかどうか、今の時点ではよくわからないんだって。
温暖化に太陽の活動など、いろいろなものがからみあって、地球の環境を作り出しているんだね。
この先、地球の環境がどう変化していくのか。
とても気になるね。
写真は、ロンドンを流れるテムズ川。きれいだね。
1900年ころ、この川が凍るほど寒くなったことがあるんだよ。
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