地球で一番大きな磁石は・・・

RAKUTO豊田校

2011年10月28日 00:00

地球には、磁場がある!
・・・といわれても、よくわからないかもね。

実は、地球は、大きな磁石なんだ。
N極とS極があって、ぴたっとひっつく磁石。

そう、地球でいちばん大きな磁石は、地球そのものでした!


北極がSで、南極がN。
方位磁石って、知ってる?
針が動いて、どちらが北で、どちらが南か教えてくれる。
これは、地球そのものが大きな磁石だからできること。

南極から出た磁石の力は、くるっと地球の表面をまわって北極へ吸い込まれちゃう。
これを磁力というんだけど、実はとても大切なはたらきをしてくれているんだ。


宇宙に浮かんでいる地球。
目には見えない「宇宙線」なるものを、いつも浴びてます。
ミューオンとかニュートリノとか呼ばれてるのは、その宇宙線の一部。
この宇宙線、人間がそのまま浴びると、大変なことになっちゃうらしい。

あと、太陽から、太陽風というのもやってくる。
これも、とっても危険なもので、生物が直接浴びれば、あっという間に死んでしまう。


宇宙からやってくる、こうした危ないやつらから、僕らを守ってくれているのが、地球の磁場なんだ。
南極から北極に向かう磁力がバリアとなって、こうした危ないやつらをはじき飛ばしてくれている!
おかげで、安心して生きていけるというわけさ!


磁場ができたのは、およそ27億年前。
地球の自転に誘われて、内部のマントルというものがぐるぐると回るように動き出した。その動きのおかげで、磁場ができたんだって。
以来、ずっと地球上の生命を宇宙線や太陽風から守ってくれているのだ!

へたくそな絵で、ごめんねーーー!



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