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2018年06月22日 06:00 学び~社会
プラスチック資源循環戦略~いったい、どんな作戦?
『プラごみ減へ循環戦略 使い捨て見直し・再利用 来夏までに』 朝日新聞
プラごみ、つまり、プラスチックのごみは、今、世界中で大きな問題になっている。
このブログでも、たびたび取り上げてきたよ。
『プラスチックのスープ~海をよごす悪い奴』
http://rakuto-toyota.jp/e331987.html
『プラスチックのゴミ~魚よりも重くなっちゃう!?』
http://rakuto-toyota.jp/e350428.html
『プラ食う虫~プラゴミ問題を解決するには?』
http://rakuto-toyota.jp/e405432.html
『プラスチックのゴミを減らせ~今度は、細菌!?』
http://rakuto-toyota.jp/e442452.html
町にあふれる、プラスチック製品。
みんなの身近なところにも、たくさんあるはずだ。
みんな、どんなものを思いつく?
・・・
スーパーやコンビニで買い物をするともらえる、レジ袋。
ファーストフードのお店などでジュースなどを頼むと、もれなくついてくるストロー。
お弁当のときなどにかつやくするのは、プラスチック製のお皿やフォーク、スプーンなど。
数え上げれば、きりがない。
しかも、その多くが、1回使っただけですてられてしまう、使い捨ての製品だ。
こうしたプラスチック製品が使われた後、ごみとしてすてられる。
そして、そのごみが、やがて海へ流れ込み、気が付けば海はプラスチックだらけに。
海がプラスチックまみれになってしまう前に、なんとかプラごみを減らさなければ。
世界の国々では、いろいろな対策をほどこそうとしている。
フランスでは、2016年から、レジ袋をくばることを禁止した。
2020年からは、カップやお皿を売ることも、禁止される。
イギリスでは、2019年から、ストローやマドラーなどを売ることが禁止される見込み。
インドのモディ首相は、2022年までに、使い捨てのプラスチック製品をすべてなくすと発表した。
台湾でも、ストローやカップ、レジ袋を、2030年までにすべて禁止する見込みだ。
それに対して、日本の対策はどうか。
今年2018年、海岸漂着物処理推進法(かいがんひょうちゃくぶつしょりすいしんほう)という法律が、新しくなった。
この法律によって、日本の会社は、日本ではプラスチックのごみを出さないようにがんばらないといけなくなった。
ただし、「がんばる」ことが求められているだけで、フランスなどのように「禁止」ではない。
今年2018年6月、カナダで行われたG7シャルルボワ・サミットでは、「海洋プラスチック憲章(けんしょう)」というものが話しあわれた。
プラごみをどれくらい減らすのかという目標を、それぞれの国が数字でわかるようにしてかかげようというお約束事だ。
イギリスやフランス、ドイツ、イタリア、カナダは、この憲章にサインした。
サインしたということは、この憲章、つまりお約束事を守りますという意味だ。
一方で、日本とアメリカは、これにサインをしなかった。
環境大臣の中川さんによると、サインしなかったのは、「市民の生活や、会社などの活動へ、どれくらい影響があるのかを、じっくり調べる必要がある」という理由らしい。
このように、日本のプラごみ対策は、世界の先進国の中では、かなり遅れているみたい。
そんな中、日本の政府は、「プラスチック資源循環戦略(しげんじゅんかんせんりゃく)」という作戦をねろうとしているらしい。
その目的は、大きく3つ。
使い捨てのプラスチック製品を減らす。
再利用やリサイクルをきちんと行うようにする。
植物などから作られるバイオプラスチックを開発して、今まで使ってきた石油から作られるプラスチックにおきかえる。
この、3つだ。
今、世界では、1年間におよそ3憶トンのプラスチックが作られている。
そのうち、少なくとも800万トンが、海に流れ込んでいるんだって。
きれいな海をとりもどすため、日本の政府にもがんばってほしいね。
みんなも、ゴミはゴミ箱にすてるなど、自分でできることはやっていこうね。
写真は、ハワイの海岸に流れついたゴミ。ウィキペディアより。
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
⇒レッスンの様子はこちら
プラごみ、つまり、プラスチックのごみは、今、世界中で大きな問題になっている。
このブログでも、たびたび取り上げてきたよ。
『プラスチックのスープ~海をよごす悪い奴』
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『プラスチックのゴミ~魚よりも重くなっちゃう!?』
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町にあふれる、プラスチック製品。
みんなの身近なところにも、たくさんあるはずだ。
みんな、どんなものを思いつく?
・・・
スーパーやコンビニで買い物をするともらえる、レジ袋。
ファーストフードのお店などでジュースなどを頼むと、もれなくついてくるストロー。
お弁当のときなどにかつやくするのは、プラスチック製のお皿やフォーク、スプーンなど。
数え上げれば、きりがない。
しかも、その多くが、1回使っただけですてられてしまう、使い捨ての製品だ。
こうしたプラスチック製品が使われた後、ごみとしてすてられる。
そして、そのごみが、やがて海へ流れ込み、気が付けば海はプラスチックだらけに。
海がプラスチックまみれになってしまう前に、なんとかプラごみを減らさなければ。
世界の国々では、いろいろな対策をほどこそうとしている。
フランスでは、2016年から、レジ袋をくばることを禁止した。
2020年からは、カップやお皿を売ることも、禁止される。
イギリスでは、2019年から、ストローやマドラーなどを売ることが禁止される見込み。
インドのモディ首相は、2022年までに、使い捨てのプラスチック製品をすべてなくすと発表した。
台湾でも、ストローやカップ、レジ袋を、2030年までにすべて禁止する見込みだ。
それに対して、日本の対策はどうか。
今年2018年、海岸漂着物処理推進法(かいがんひょうちゃくぶつしょりすいしんほう)という法律が、新しくなった。
この法律によって、日本の会社は、日本ではプラスチックのごみを出さないようにがんばらないといけなくなった。
ただし、「がんばる」ことが求められているだけで、フランスなどのように「禁止」ではない。
今年2018年6月、カナダで行われたG7シャルルボワ・サミットでは、「海洋プラスチック憲章(けんしょう)」というものが話しあわれた。
プラごみをどれくらい減らすのかという目標を、それぞれの国が数字でわかるようにしてかかげようというお約束事だ。
イギリスやフランス、ドイツ、イタリア、カナダは、この憲章にサインした。
サインしたということは、この憲章、つまりお約束事を守りますという意味だ。
一方で、日本とアメリカは、これにサインをしなかった。
環境大臣の中川さんによると、サインしなかったのは、「市民の生活や、会社などの活動へ、どれくらい影響があるのかを、じっくり調べる必要がある」という理由らしい。
このように、日本のプラごみ対策は、世界の先進国の中では、かなり遅れているみたい。
そんな中、日本の政府は、「プラスチック資源循環戦略(しげんじゅんかんせんりゃく)」という作戦をねろうとしているらしい。
その目的は、大きく3つ。
使い捨てのプラスチック製品を減らす。
再利用やリサイクルをきちんと行うようにする。
植物などから作られるバイオプラスチックを開発して、今まで使ってきた石油から作られるプラスチックにおきかえる。
この、3つだ。
今、世界では、1年間におよそ3憶トンのプラスチックが作られている。
そのうち、少なくとも800万トンが、海に流れ込んでいるんだって。
きれいな海をとりもどすため、日本の政府にもがんばってほしいね。
みんなも、ゴミはゴミ箱にすてるなど、自分でできることはやっていこうね。
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Posted by RAKUTO豊田校
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