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2017年10月13日 06:00 学び~理科
富士山噴火~どんな被害が予想されるの?(その2)
今日は、昨日までの続き。
『富士山噴火~本当にそんなことがおこるの?』
http://rakuto-toyota.jp/e422201.html
『富士山噴火~どんな被害が予想されるの?』
http://rakuto-toyota.jp/e422202.html
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溶岩流や火砕流は、富士山の周りに住む人に、とてつもなくおそろしいもの。
富士山の周りには、静岡県と山梨県あわせて、およそ75万人の人がくらしている。
静岡県側で噴火が発生した場合、23万人以上の人が避難する事態になるかもしれない。
近くに住んでいる人たちにとって、もうひとつ気を付けなければいけないのが、融雪型火山泥流(ゆうせつがたかざんでいりゅう)だ。
噴火が雪の積もっている時期だった場合。
火砕流が発生したさいに、その熱で雪がとける。
とけた雪は、土砂となって、すごいスピードで、ふもとの街をおそう。
融雪型火山泥流が発生そうな場合、8万人の人が避難しなければならない。
ちょっと離れた場所の人も、気を付けなければいけないことがある。
噴石(ふんせき)といわれるものだ。
噴火と同時に、火山から飛び出した岩や石が、遠くまで飛んでいく。
大きな石は、4キロメートルくらい。
小さい石は、10キロメートル以上、飛んでいくらしい。
空からいきなり石が降ってくる。
これも、気を付けなければいけないね。
さて。
噴火によって引き起こされる事象をいろいろと紹介してきたけど、最後に紹介するものは、東京や千葉にも影響をあたえるらしい。
いったい、何だと思う?
みんなも、考えてみてね。
・・・
答えは、火山灰。
火山から吹き出た、灰だ。
これが、雪のように降り積もる。
神奈川県西部では、30センチメートル以上、積もると予想されている。
家の屋根に火山灰がたくさん積もって、そこに雨が降ると・・・
重くなりすぎて、家がこわれちゃうかもしれない。
こちらも、避難が必要だ。
神奈川県内では、40万人以上の人が、避難の対象となるんだって。
東京にも、火山灰が降り積もる。
1707年に噴火した時には、1センチメートルの火山灰が積もった。
この程度なら、家がつぶれる心配はなさそうだけど、火山灰はほかにもいろいろと悪さをする。
地面にも、空気中にも、たくさんの火山灰。
いったい、どんな悪さをするんだろう?
みんな、想像してみてね。
・・・
まずは、気軽に外に出られなくなる。
火山灰は、PM2.5などの化学物質とくらべると、健康に与える影響はずっと少ない。
とはいえ、たくさん吸い込むと、肺の病気になってしまうこともある。
むやみな外出は、ひかえるべきだよね。
火山灰は道路にもつもるので、車がうまく走れない。
特に、坂道などは、ずるずるすべって登れない。
視界が悪いので、事故が増えることも考えられる。
同じように、電車も動かなくなるかもしれない。
さらに、飛行機も飛べなくなる。
飛行機のエンジンにとって、火山灰は天敵なんだ。
こうなると、東京の都市としての機能は、停止状態。
たくさんの人の生活に、影響をあたえることになる。
東京に住む人だけではなく、日本中、時には世界中の人たちが、困ることになりそうだ。
ここ数回にわたって紹介してきた、富士山の噴火について。
こわいけど、いつ起こってもおかしくない。
噴火によって、何がひきおこされるのか。
おこったときに、どう行動すればいいのか。
それを知っておくことは、とても大切なことだね、。
写真は、内閣府発表の「富士山火山広域防災対策基本方針」(リンク)より。
火山灰の降り積もる場所。
東京も、すっぽりおおわれているね。
http://www.bousai.go.jp/kazan/fujisan/pdf/fuji_kihonhoshin.pdf
⇒RAKUTOの理念
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富士山の周りには、静岡県と山梨県あわせて、およそ75万人の人がくらしている。
静岡県側で噴火が発生した場合、23万人以上の人が避難する事態になるかもしれない。
近くに住んでいる人たちにとって、もうひとつ気を付けなければいけないのが、融雪型火山泥流(ゆうせつがたかざんでいりゅう)だ。
噴火が雪の積もっている時期だった場合。
火砕流が発生したさいに、その熱で雪がとける。
とけた雪は、土砂となって、すごいスピードで、ふもとの街をおそう。
融雪型火山泥流が発生そうな場合、8万人の人が避難しなければならない。
ちょっと離れた場所の人も、気を付けなければいけないことがある。
噴石(ふんせき)といわれるものだ。
噴火と同時に、火山から飛び出した岩や石が、遠くまで飛んでいく。
大きな石は、4キロメートルくらい。
小さい石は、10キロメートル以上、飛んでいくらしい。
空からいきなり石が降ってくる。
これも、気を付けなければいけないね。
さて。
噴火によって引き起こされる事象をいろいろと紹介してきたけど、最後に紹介するものは、東京や千葉にも影響をあたえるらしい。
いったい、何だと思う?
みんなも、考えてみてね。
・・・
答えは、火山灰。
火山から吹き出た、灰だ。
これが、雪のように降り積もる。
神奈川県西部では、30センチメートル以上、積もると予想されている。
家の屋根に火山灰がたくさん積もって、そこに雨が降ると・・・
重くなりすぎて、家がこわれちゃうかもしれない。
こちらも、避難が必要だ。
神奈川県内では、40万人以上の人が、避難の対象となるんだって。
東京にも、火山灰が降り積もる。
1707年に噴火した時には、1センチメートルの火山灰が積もった。
この程度なら、家がつぶれる心配はなさそうだけど、火山灰はほかにもいろいろと悪さをする。
地面にも、空気中にも、たくさんの火山灰。
いったい、どんな悪さをするんだろう?
みんな、想像してみてね。
・・・
まずは、気軽に外に出られなくなる。
火山灰は、PM2.5などの化学物質とくらべると、健康に与える影響はずっと少ない。
とはいえ、たくさん吸い込むと、肺の病気になってしまうこともある。
むやみな外出は、ひかえるべきだよね。
火山灰は道路にもつもるので、車がうまく走れない。
特に、坂道などは、ずるずるすべって登れない。
視界が悪いので、事故が増えることも考えられる。
同じように、電車も動かなくなるかもしれない。
さらに、飛行機も飛べなくなる。
飛行機のエンジンにとって、火山灰は天敵なんだ。
こうなると、東京の都市としての機能は、停止状態。
たくさんの人の生活に、影響をあたえることになる。
東京に住む人だけではなく、日本中、時には世界中の人たちが、困ることになりそうだ。
ここ数回にわたって紹介してきた、富士山の噴火について。
こわいけど、いつ起こってもおかしくない。
噴火によって、何がひきおこされるのか。
おこったときに、どう行動すればいいのか。
それを知っておくことは、とても大切なことだね、。
写真は、内閣府発表の「富士山火山広域防災対策基本方針」(リンク)より。
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東京も、すっぽりおおわれているね。
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鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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